人生のうちで、絶好のチャンスというのは何度あるのだろうか。
何か果たしたい目的があって、それを果たすために必要な条件が揃っている。
そんなチャンスは、滅多にあることではない。
そしてまさに今、私はその瞬間に立っていた。
「こ、孝太郎くん…。」
ガラリと教室の後ろのドアを開けて、ぽつんと椅子に座っている人に声を掛ける。
名前は進藤孝太郎くん、5月で11歳。
背はクラスでも中より低いぐらい、成績は中の上ぐらい。
国語と社会が得意で、算数はちょっとだけ苦手だ。
両親は共働きで、都内の一戸建てに住んでいる。
美人な母親似の、可愛らしい顔立ちの少年だ。
給食はほとんど残さず食べるけれど、ピーマンだけは苦手だ。
好きなものは、フルーツサラダ、バターとジャムを塗ったパン。
それからコンソメスープも好きだったかな。
一通りの孝太郎くんデータは暗記している。
「あ…、日暮先生!」
「どうしたのかな?もうみんな下校しちゃったよ?」
そう、私こと日暮作蔵26歳は、この孝太郎くんの担任なのだ。
去年の春、この小学校に転任して来て、孝太郎くんのクラスの担任になった。
放課後になって、教室に用があって戻ったところ、ここに出くわしたというわけだ。
「うん、センセ、ボクね…。」
「どうしたんだい?先生に相談かな?言ってごらん?」
孝太郎くんは俯きながら頬を赤くしている。
もしかして…、これは…!!
チャンスが向こうからやって来たというやつだろうか!(まさにカモネギというやつだ)
何を隠そう私は、この孝太郎くんが好きなのだ。
始業式の日に、体育館で挨拶をしていて、私の視界に孝太郎くんが飛び込んで来た。
私の幼児レーダーが捕えたとでも言おうか。
その後教室に入って自分が担任するとわかった時は、胸の中で拍手喝采だった。
「センセ…、ボク…。」
「ど、どうしたんだいっ、孝太郎くんっ、せ、先生に言ってごらんっ、はぁはぁ…っ。」
「セ、センセ?なんか鼻息が荒い…?」
「き、気にしなくていいよ!うん、気にしないでくれたまえ!!」
薄暗くなった教室で、二人きり。
孝太郎くんが恥ずかしそうにして私を見上げている。
そんな潤んだ上目遣いで見つめられたら…嗚呼!
私の興奮度は急速にメーターを上げてしまうではないか!
「センセ…っ、あの…っ、すごく顔が近いよ…?」
「そ、そうかいっ?気のせいじゃないかなぁ…?」
「センセ…?息が苦しいの…?」
「こ、孝太郎くん…っ、くっ!」
目の前がスパークする。
孝太郎くん…、眩しい君の微笑み…、輝く瞳…、艶めく白い肌…。
君は私の女神様のようだ!!
も、もう堪らん…、我慢できない────!!!
「んにゅっ?!んー…っ!センセ?センセどうしたの?」
「無理だあぁ───っ!こ、孝太郎くん───…!!」
「センセ、落ち着いて、センセ…っ!」
「せ、先生はね…はぁはぁ、こ、孝太郎くんのことが好きなんだぁっ!!」
つ、ついに言った…!!
片思い苦節一年…。
孝太郎くんのことだけを思い続けた一年…。
自宅マンションには一面孝太郎くんの写真、ポスター。
遠足や運動会、色んなコスチュームを取り揃え…。
朝は隠し録りした孝太郎くんの声で目覚め、お手製孝太郎くん人形にキスをする。
通勤時の音楽は孝太郎くんの音楽の授業の時の歌声。
日中は生・孝太郎で補給し、泣く泣く帰宅。
孝太郎くんをオカズに一発どころか何発も抜き、孝太郎くんグッズに囲まれて眠りに就く。
そんな生活と、いざおさらば、レッツビギンラブアンドセックスライフ!!
「センセ…、ボク…。」
「あ…。」
なんて…。
そんなにうまくいくわけがないか…。
世の中そんなに甘くはないというやつで、孝太郎くんが震えている。
しまった、このままでは私は変な教師だと思われてお終いか…?!
なんとか言い訳を考えようと、孝太郎くんから離れようとした。
「センセ…、ボク嬉しい…っ!」
「えっ!!こここ孝太郎くんっ?!」
「ボク、ボクもセンセのこと…、好きだったの!!」
「こ、孝太郎くん…っ!!!!」
あぁ神様───…。
私はなんて幸せ者なんでしょうか。
今まで私を生かしてくれてありがとうございます!!
天にも昇る勢いでございますよ!!
「センセ…、大丈夫?」
「うん?どうしたんだい?」
「鼻血がいっぱい出てるけど…。」
「いやぁ、全然気にしなくていいんだよ!鼻血ぐらいあははははは!!」
鼻血なんて自宅にいる時によく流しているんだ。
孝太郎くんのあられもない姿を想像(妄想)してね…。
常備している孝太郎くんの写真付きティッシュ(風俗のものをはめ込み画像で変えた)で鼻血を拭って、孝太郎くんにキスをした。
「センセ…、なんだかボク…、身体が変なの…。」
「フフフ、どう変なんだい?先生に教えてごらぁーん?」
「ボクのココ、熱くなってきたの!!」
「ぬわああぁっ!!こここ孝太郎くんっ!ななななんていけない子なんだ君はぁっ!!」
孝太郎くんの下半身に私の手が導かれた。
半ズボンの上から触れても、その熱さが伝わってくる。
これはもうゴーサインってことだな?
いいんだな?いいことにしよう!!よしいいぞ!!
恋のルールは私が決めるんだっ!!
懲戒免職、いつでもかかって来ーい!!
「アッ!センセ…っ!!」
「先生によーく見せてごらん?」
「やんっ、恥ずかしい…っ!」
「どれどれ、孝太郎くんのバナナはどこかなー?さぁ出てらっしゃい☆」
半ズボンをズルリと下ろして、孝太郎くんのご子息とご対面した。
つるんとした表面が、眩いぐらいに光っている。
小さいながらもそこはもう緩やかに勃ち始めているではないか!
「センセっ?何するの…っ?」
「この可愛いバナナ、先生食べたいなぁー…、じゅるり…。」
「センセ…、ボク…っ。」
「やっぱりダメかい…?」
股間に顔を埋めて、孝太郎くん自身をきゅっと握った。
優しく揉み解すと、先端から透明な液が滲み始める。
今の私はお預けを食らっているペットそのものだろう。
「あ…、センセ…じゃあ…食べていいよ…?」
「こ、孝太郎くんっ、素敵だ!素敵過ぎるよ!遠慮なく頂くよ!それぱっくんちょっ☆」
「あぁんっ!センセっ、センセ…ぇ!!」
「うぅーん、美味しいねぇ、孝太郎くん、凄く美味しいよ君のバナナちゃん…!」
あぁ…夢のようだ…。
孝太郎くんの可愛いものを食べているなんて…!
こんな日が来るなんて本当に夢のようだよ…。
私は思う存分、孝太郎くん自身を味わった。