「ファースト・レッスン」-2

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「翔のココ、わかる？おっきくなってるの。可愛い。」
「え…っ、やっ、やだっ、見ないで…！」

苦しそうになった僕のズボンを、下着ごとお兄ちゃんは下ろして、そこから僕のものが勢いよく飛び出た。
どうしよう、こんな恥ずかしい…。
いつもお風呂とかで見られてるのに…。


「恥ずかしくないよ、気持ちいいってことだから。」
「そうなの…？」

さっきから変な感じがしたのは、気持ちいいってことだったんだ。
僕はこんなの初めてだったから、わかんなかったんだ。
だって、僕、もっとして欲しいって思っちゃってる…。


「それに、もっと恥ずかしいのはこれからだからね。」
「えっ？…あっ！」

僕の…、僕のをお兄ちゃんが…！
お兄ちゃんは身体を移動させて、僕のをくわえてしまった。
また濡れた音を立てながら、そこを舐められて、僕はおかしな感覚がした。


「や…っ！なんかへん……！！」

その瞬間、僕のそこから、白いものが、お兄ちゃんの口の中めがけて飛び散った。
これってもしかして、僕イッちゃったってやつ？？
お兄ちゃんの喉が、ごくん、と動いて、僕の出したものを飲み干したのがわかった。


「翔のは、美味しいね。甘い味がするよ。」
「やだ…っ、そんな、恥ずかし…‥、ひゃあぁっ！」

僕の脚を大きく開かせて、高く持ち上げられると、触られたことのない場所に、お兄ちゃんの指が入って来た。


「おにいちゃ…、な、何っ？」
「男の子同士はね、ココに入れるんだよ、翔…。」
「ひゃっ、やだっ、舐めちゃやだぁ…っ！」
「ダメダメ、ちゃんとほぐさないと、翔が大変なんだから、ね？」

僕が大変…。
そっかぁ、お兄ちゃん、僕のためを思ってくれてるんだね。
僕、すごく嬉しいな。
お兄ちゃんを好きになってよかった。
誰よりもカッコよくて、誰よりも優しいんだもん。
僕はその指と舌の動きに応えるように、声をあげた。
指の数が増えて、舌でたっぷり濡らしてもらって、僕はもう我慢できなかった。
そこに入れることができるなら、早くして欲しい。


「あ…、あ、おにいちゃあぁん、僕もう…っ。」
「翔のココに、俺の入れていいの？」
「うんっ、入れてっ、お兄ちゃんのほし…っ。」
「じゃあ入れるよ？」

お兄ちゃんは合図みたいに、僕にキスをして、すぐにお兄ちゃんのものが僕に入ってきた。


「ああぁ───…っ！やぁっ、いた…っ！」
「ごめんね、翔、痛くして。」
「あぁんっ、んんっ、ん──…っ！」
「ごめんね…。」

お兄ちゃんが謝ることないのに…。
僕が子供で、慣れてないばっかりに。
僕だってもう立派な男の子なんだ。
ちゃんとできるもん、お兄ちゃんのこと好きだもん。


「あ…、おねがいっ、おにいちゃ…、ちゃんと…。」
「うん、ちゃんとするよ。翔が大好きだからね。」

そう言ってお兄ちゃんは、僕の中に全部沈めた。
僕のこと、大好きって言ってくれた。


「駿おにいちゃんっ、僕っ、僕も大好き…！」

僕は知らない間に、気持ちよくなっていて、
お兄ちゃんの動きに合わせて、自分も動いていた。
すごくいやらしい音が、僕とお兄ちゃんの繋がったそこから、動く度に聞こえて、僕はそれだけでダメになりそうだった。


「あ…もうっ、僕またイッっちゃうよぉ…っ！」
「俺もイッちゃいそうだよ、イってもいい…？」

ギシギシとベッドが揺れて、僕もお兄ちゃんも、もう我慢の限界で、そのまま一番高いところに上がっていく。


「やあぁっ、イッちゃうっ、おにいちゃぁ────…っ！！」
「翔…‥っ！」

僕がまたどくん、と白いものを出すと、同じようにお兄ちゃんのそれが僕の中に出されたのがわかった。













「翔、大丈夫？」

しばらく僕は動けなくて、ベッドに横たわっていた。
僕のぐちゃぐちゃに濡れた身体を、お兄ちゃんは綺麗に拭いてくれて、時々僕にキスしてくれた。


「痛かったけど…、僕、嬉しい…。」
「そっか。俺も嬉しいよ。」

お兄ちゃんはにっこり笑って、僕を抱きしめた。
僕はまだ息がちゃんとできなかったけど、こんなに嬉しかったのは、初めてかもしれない。
初めての恋も、キスも、その後も、全部お兄ちゃんが教えてくれた。
お兄ちゃんは僕にとって恋人で、先生みたいだ。


「翔、気持ちよかった？」
「うーん、最初わかんなかった。途中からかな？」
「翔は初めてだもんね。これからいっぱいすればわかるよ。」
「またしてくれるの？」

僕まだわかんないから、それがわかるまで、して欲しいな。
わかっても、して欲しいな。


「当たり前だよ。またしよ、翔。」

お兄ちゃんはまた笑って、僕の髪を撫でて、ほっぺたにちゅっ、とキスをした。


「うん、駿お兄ちゃん！」

これからもいっぱい教えてね。
学校で習わないこと。
僕はお兄ちゃんだけの生徒で、お兄ちゃんだけの恋人。
ずっとずっと一緒にいてね、駿お兄ちゃん。










END.





◆前サイト時キリバンリクエスト◆
”甘々、ショタ、濡れ場おまかせ”
黒崎まこと様より頂きました。




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